東京暮らしも10年を超えると、ひとつやふたつのマンション住まいの経験は
できてくる。かくいう私も、結婚前と結婚後、2つの賃貸マンションを経て、
子供が生まれると同時に持家を買うにいたった。
1つ目のマンションは、あまり設備面を気にせず、会社に行きやすいという
立地だけで選んだ。結婚してすぐも、嫁さんがそこに転がりこむ形でしばらく
そのマンションに住んでいたが、二人で暮らし始めると、とても重要な設備が
無いことに気が付いた。それは何か? 意外にもお風呂の追い炊き機能である。
特に冬の寒い日など、嫁さんは夕方お風呂の湯をはって入る。仕事で帰りが
遅くなりがちだった私がお風呂に入る夜遅くは、湯船の水は凍りつきそうな寒さ
である!
一戸建ての家では、湯沸かし機能が付いているのがしごく当たり前だが、マンション
には湯沸かし機能がついていないユニットバスは意外に多い。
結果、あったかいお風呂に入りたい場合は、やむなく嫁さんがはった湯船のお湯(水)
を全部捨てて、再度お湯はりをし直さなければならないのであった。追い炊きとどちらが
エコかはわからないが、やはり一回入っただけの湯を全て流すのはもったいない感じが
してしょうがなかったことを覚えている。
その後、引っ越した先のこれまた賃貸マンションは、追い炊き機能つきユニットバスを
持ったマンションを選んだことは言うまでもない。